takaoka_walk
フレッシュ佐武さん
2023.3.16 up

ホテル内のキッチンをフル活用するために!

民家ホテル「金ノ三寸」はお客様が「暮らすように旅をする」ことができる宿泊施設として、両棟のホテルにはキッチンを完備しています。調理道具やお皿類も人数分のご用意がありますので、食材を持ち込んでいただければ、料理を楽しんで頂くことも可能です。オープン以来、お気に入りの食材を持ち込みされ、ホテル内で調理した食事を楽しんでおられるお客様が多くいらっしゃいます。そのため、宿泊のお客様から「どこで食材を購入するば良いの?」というお問い合わせを頂くことが多く、その場合は迷わず、地域で人気のスーパーマーケット「フレッシュ佐武」さんをお勧めしています!

「フレッシュ佐武」は、健康志向の消費者や、プロの料理人からも一目置かれる、新鮮で厳選された食材が揃う地元密着型のスーパーマーケットです。「早く帰ろう日本食」をスローガンとして新鮮、安全な食材を消費者に提供されています。富山県産だけにこだわらず、無農薬・有機栽培などの農産物、無添加・自然な原材料を使った加工品などしっかりと吟味された商品がラインナップされています。特にお魚の新鮮さにかけては確かな目利きと職人の腕で他のスーパーマーケットの追随を許していません。

当ホテルとしては、ただ近くにあるだけの理由でお勧めするのではなく、本当に質の高い商品を販売しているという点において、ぜひ宿泊のお客様にご紹介したい地元が誇る富山県ナンバーワンのスーパー「フレッシュ佐武」さんをご紹介いたします。

歩いていける距離にある地元でも人気のスーパー

現地までは「金ノ三寸」から直線距離にして約1kmです。当ホテルを出てから目の前の石畳通りを左手にまっすぐ進むと、広い通り(昭和通り)に出ます。その通りを左に曲がり歩くこと約10分。進行方向の右側に「フレッシュ佐武」が見えてきます。2018年1月に建物や駐車場など新たに整備され、今の装いにリニューアルされました。かつては、“大きな八百屋さん”のようなレトロな佇まいでしたが、近所にドラックストアーやスーパーマーケットの新規進出や既存店のリニューアルが続き、「フレッシュ佐武」さんもついにリニューアルを決断されたと聞いています。

では店内に入ってみましょう。郊外の大型スーパーでよく見る光景(ショーケースに整然とた陳列された商品)とは異なり、食材ごとに“島”をつくっていたり、箱のまま平置きされていたりする様子が市場の雰囲気を醸し出しており、リニューアル前の“大きな八百屋さん”を彷彿とさせます。

店内を入ってすぐにある果物コーナーに置いてある商品は、例えばマンゴーなど、他のスーパーではあまり見かけないちょっと変わった果物との出会いがあります。少々割高な印象を受けますが、食べみると納得の価格です。しっかり厳選した美味しい果物を仕入れていることが実感できると思います。ギフト対応もしてくださいます。

医食同源、あたりまえの食が…

「金ノ三寸」に泊まってくださるお客様は、何らかのこだわりをもって当ホテルを選んでくださるのだと思います。そうした点において、「フレッシュ佐武」さんのポリシーに共感してくださるお客様が多いのではないでしょうか。店内に入ってすぐ左側には、この「医食同源」の看板があります。この言葉は医学も日常の食事も生命を養い健康を保つためには欠くことができず源は同じという意味だそうです。

そして、この看板の奥には「佐武カフェ」があります。11:30からはランチメニューを提供されています。こちらのカフェも「医食同源」を体現したメニューとなっています。スイーツメニューも充実、15時以降はテイクアウトのみです。

「佐武の食材」を使ったご飯はボリュームもあって大変においしいと評判だそうです。お勧めのランチの一つに追加しておきます。販売されている食材がランチとなっているので、ランチを食べて美味しいと思ったものは店内でその食材を買って帰ることができる、というのは画期的ですね!

食べてみて感動、野菜もすごい!

野菜売り場はひときわ輝いています。新鮮な野菜が楽しそうに並んでいます。しかし、富山県産の野菜が少ないことに気づかれると思います。実は富山県の野菜出荷量は全国ワースト1なのです。つまり野菜の生産量も少なく、無農薬や有機栽培をされている農家さんにおいてはさらに少ないのです。「フレッシュ佐武」さんの野菜売り場には、その貴重な富山県産の有機、自然栽培の野菜も置いてあります。

ちなみに、この手書きのプライスカードがスーパーらしくなくて、たまらなく好きです。体に優しく健康志向の高いことで注目されるスーパ―だけあって野菜が生き生きしてるように見えるのは気のせいではなく、野菜から出るパワーだと感じます。野菜の色に力を感じるのです。

先ほどの話の続きですが、富山県産の野菜が少ないからとガッカリしないでください。この売り場には全国から選りすぐりの野菜たちが置いてあります。ここで購入した野菜の味に慣れてしまいますと、他の野菜が物足りなくなるほどです。例えば、夏になると毎年見かける金沢の農家さんが作ったキュウリですが、昔よく食べた野性味あふれるシャキッとした食感がたまりません。他の似たようなキュウリでは物足りないのです。

地元のお肉と言えば、はやりアレ?!

お次はお肉のコーナーです。皆さん「氷見牛」を御存じですか。氷見市は高岡市と隣接する海に面した町です。寒い冬の時期は「ひみ寒ブリ」で賑わう漁師町ですが、最近は肉牛の飼育にも力を入れておられます。氷見牛とは氷見市内で12か月以上肥育され、最長かつ最終の飼養地を氷見とする黒毛和種の牛で、肉質の等級が3等級以上の牛肉を言います。「フレッシュ佐武」さんにはほとんどA5ランクの氷見牛が売られています。少々価格は高いものになりますが是非、召し上がっていただきたい牛肉です。

【氷見牛とは】きときとひみどっとこむ

その他、県内産の黒部の豚肉や、健康的な環境とエサを与えられて育った鶏肉なども売られています。

やはり一番のおススメは富山湾の鮮魚

突き当りのもっとも広い売り場面積を占めるのは鮮魚コーナーです。この日は大きな生けすにはヒラメが泳いでいました。購入意思を示せば、タモですくって見せてくれます。市場直送の魚たちが丸ごと売られています。「フレッシュ佐武」さんには、主に県内にある氷見漁港と新港漁港からの魚が比較的多く並べられています。

それぞれに港で水揚げの時間が異なるのでタイミングが合えば並べたての魚を選べるそうです。3月1日よりホタルイカ漁が解禁になりました。不漁続きで心配しましたが今日はたくさん並んでいました。そろそろ蟹の時期は終わりに近づいてきましたがまだ生きているズワイガニも並んでいました。ズワイガニの解禁は3月で終わりです。

【富山湾のお魚紹介】富山県漁業共同組合ページ

今年は全国的にイワシが大量に揚がっています。あまりにも多すぎて、本来は獲れるはずのホタルイカが網にかからなくて、その代わりに網が破けてしまうほどイワシが大量に獲れている日が続いているそうです。氷見の新鮮で大ぶりのマイワシが1匹100円以下、こういった掘り出し物が手に入る可能性もあるので是非実際に足を運んでみてください。

もちろん、すぐに調理できる状態の切り身、刺身やサクでも売られています。夕方の比較的早い時間に行くとお寿司やますの寿司もあります。今日はどんなお魚が売られているのかを知りたい場合は、ぜひ「フレッシュ佐武」さんのFacebookページをご覧ください。ほぼ毎日更新されています。

魚をさばくのが苦手な人でもご安心ください。奥で作業されているスタッフさんに声をかけると希望のさばき方で処理してくださいます。料金はかかりませんからご安心ください。ちなみに、すでにパックになっている商品も新鮮な魚をさばいてすぐにパックされているので、こちらも鮮度はバツグンです。

見逃せない惣菜コーナーの商品

店舗で販売されている食材を使ったお惣菜やお弁当もおすすめです。「フレッシュ佐武」さんの建物内にある調理場でつくった出来たての商品です。「金ノ三寸」にキッチンがあっても料理をするのが面倒だなぁと思われる場合は、ぜひお惣菜コーナーをチェックしてみてください。人気があるので、いつも17時頃には売り切りになってしまいます。                                                                       

加工食品選びにも手を抜かない

「フレッシュ佐武」さんの店舗内にあるどの売り場を見てもワクワクします。期待を裏切らないとでも言いましょうか、扱う商品選びにしっかりとしたポリシーを感じます。ちなみに、私どもは宣伝を請け負ったわけでも何でもなく、純粋にこのスーパーの利用者として感じていることを皆さんにお伝えしています。本当にありがたい存在ですし、勝手に地域の誇りだと思っています。

並んでいる大豆の加工品はどれも遺伝子組み換え大豆を使っていないのは当たり前で、しかもほぼすべての商品が国産原料です。化学調味料を使っていない商品も豊富です。

店舗の真ん中あたりに「良い食品づくりの会」と掲げられたコーナーがあります。「良い食品づくりの会」とは美味、安心、安全な食品を次世代に繋げるため、生産者、販売者、消費者が同じフィールドに立ち活動を続ける団体です。人間にとって食べることは生きることであると同時においしく、楽しく食べ物をいただく知恵と工夫は色の文化をはぐくんできました。人々に幸せをもたらしてくれるのはおいしいひと時、おいしさの基本に安全と安心があるのは当たり前のこと。そんな当たり前のことが当たり前でなくなってしまった時代と社会で人間にとっての食の在り方を問い直し日々の暮らしの健康とおいしさを求めて努力を積みかさねておられます。1975年に発足し、フレッシュ佐武さんは北陸唯一の協力店です。

【良い食品づくり会について】良い食品づくりの会 公式ページ

その他、県内で有名な麹づくりの店の味噌、国産小麦を使って天然酵母で発酵させた石窯のパン屋のパン、有機栽培のサツマイモを使った天然塩だけで味付けしたチップスなど、富山県でしか売っていない商品もありますので、ちょっとしたお土産探しとしても利用できるスーパーです。

飲料や菓子類、冷凍食品、調味料など、とにかくすべての商品選びに妥協がありません。素晴らしいです。

レジはカートがそのまま、決済は機械によるセルフ方式です。親切に無駄なく、ストレスも少なくお客様を誘導してくださいます。また、買い物バックを持参すれば、きれいにきちんとバックに収めてくれて、ホスピタリティ―も大変に高いスーパーです。(富山県は10年以上前からレジ袋の有料化が当たり前になっています)

今回、ホームページで紹介するというスタンスでいつもよく利用している「フレッシュ佐武」さんを取材してみたところ、普段の当たり前がとても凄いことだった、ということに改めて気が付きました。食の大切さを食材を提供する側が発信する。これはもしかしたら価格競争の激しい時代には不利に働く可能性もあると思うのですが、たいへん勇気のいることかもしれません。しかしこうして多くの利用者が「フレッシュ佐武」さんの食材を求めて連日のように店舗に足を運んでいる様子をみますと、本質をしっかりと極め、それを臆せず訴えていくことは、必ず多くの人の心に響くことだという事に気づかされました。このように素晴らしいスーパーマーケットがご近所に存在していることに、心から感謝したい気持ちでいっぱいです。

【ショップ情報】

住所:富山県高岡市昭和町2-1-10
営業:9:30~19:00
TEL:0766-25-3330
WEB:フレッシュ佐武 公式ページ
Facebook:公式ページ ※営業情報はこちらでチェック

MAP:https://goo.gl/maps/PpPuav2v65rhSiBG9

Book Now.