民家ホテル「金ノ三寸」はお客様が「金ノ三寸」で生活するかのようにご宿泊していただくホテルとなっています。ホテルにはキッチンも完備されており食材を持ち込んでいただければ料理をすることもできることから多くのお客様は食材を持ち込みされホテル内での食事を楽しんでおられます。ホテルでのお食事を楽しまれるお客様から食材の購入先についてお問合せを頂いた場合は迷わず「フッレシュ佐武」様をお勧めしています。
「金ノ三寸」から約1㎞ほどの距離にプロの料理人も買い物に通う地元の方からは一目置かれているスーパーマーケットがあります。それが「フレッシュ佐武」です。「早く帰ろう日本食」をスローガンとして新鮮な食材、安全な食材を消費者に提供されています。特にお魚の新鮮さにかけては確かな目利きと職人の腕で他のスーパーマーケットの追随を許していません。高岡市が誇る富山県一番のスーパー「フレッシュ佐武」さんをご紹介いたします。

「金ノ三寸」を出て石畳通りを下り昭和通りを左に曲がり歩くこと約10分。右側に「フレッシュ佐武」があります。2018年1月に今の装いにリニューアルされました。それまでは大きな八百屋さんのような大変にレトロないで立ちでした。ドラックストアーやスーパーマーケットの新規進出や既存店のリニューアルが続き「フレッシュ佐武」さんもリニューアルを決断されました。

店内に入ってみましょう。一般的なスーパーにある陳列ケースに理路整然と並べられた商品のイメージとは違って食材ごとが島になっており平置きされたものが多い店内はまるで市場の雰囲気が漂っておりリニューアル前はもっとそうだったたことを思い出しました。

店内左には「医食同源」の看板が!「フレッシュ佐武」さんのポリシーともいえるこの言葉は医学も日常の食事も生命を養い健康を保つためには欠くことができず源は同じという意味だそうです。この看板の奥は「佐武カフェ」となっておりお昼時はランチメニューもあるそうです。


「佐武の食材」を使ったご飯はボリュームもあって大変においしいと評判だそうです。お勧めのランチの一つに追加しておきます。販売されている食材がランチとなっているのでおいしかったものは買って帰ることができるのは画期的ですね。

最初のコーナーは果物です。地元産を中心に全国の良い果物がここでは手にはいります。ギフト対応もしています。
その先の野菜コーナーがまたひときわ輝いてます。新鮮な野菜が楽しそうに並んでいます。
手書きのプライスカードがスーパーらしくなくて好きです。体に優しく健康志向の高いことで注目されるスーパ―だけあって野菜が生き生きしてるように見えるのは気のせいではなく、野菜から出るパワーだと感じました。野菜の色に力を感じました。

お肉のコーナーです。氷見牛を御存じですか。氷見市は高岡市と隣接する港町で冬の時期は寒ブリで賑わう漁師町ですが最近は肉牛の飼育にも力を入れておられます。氷見牛とは氷見市内で12か月以上肥育され最長かつ最終の飼養地を氷見とする黒毛和種の牛で肉質の等級が3等級以上の牛肉を言います。「フレッシュ佐武」さんにはほとんどA5ランクの氷見牛が売られています。少々価格は高いものになりますが是非、召し上がっていただきたい牛肉です。



突き当りは全部魚のコーナーです。
大きな生けすにはヒラメが泳いでます。購入意思を示せば田茂ですくってくれます。とれたての魚が丸ごと売られています。フレッシュ佐武さんには主に氷見漁港からと新港漁港からの魚が並べられています。それぞれに水揚げの時間が異なるのでタイミングが合えば並べたての魚を選べるそうです。3月1日よりホタルイカ漁が解禁になりました。不漁続きで心配しましたが今日はたくさん並んでいました。蟹の時期は終わりに近づいてきましたがまだ生きている蟹も並んでいました。ズワイガニです。ズワイガニの解禁は3月で終わりです。ホタルイカが網にかからなくてその代わりにイワシが大漁にとれている日が続いています。こういった掘り出し物が手に入る可能性もあるので是非実際に足を運んでみてください。

魚をさばくのが苦手な人はご安心ください。奥で働いておられるスタッフさんに声をかけると希望のさばき方でさばいてくださいます。(料金はかかりませんからご安心ください)。また、さばいたものがパックにて売られていています。とれたての魚がすぐにさばかれていますからどれもおいしさは変わりません。

フレッシュ佐武さんは販売されている食材を使ってお惣菜やお弁当も作っておられます。調理場も備わっているので出来立てのお惣菜やお弁当をお買い求めできます。


売り場中ほどには「良い食品づくりの会」と掲げられたコーナーがありました。「良い食品づくりの会」とは美味、安心、安全な食品を次世代に繋げるため、生産者、販売者、消費者が同じフィールドに立ち活動を続ける団体です。人間にとって食べることは生きることであると同時においしく、楽しく食べ物をいただく知恵と工夫は色の文化をはぐくんできました。人々に幸せをもたらしてくれるのはおいしいひと時、おいしさの基本に安全と安心があるのは当たり前のこと。そんな当たり前のことが当たり前でなくなってしまった時代と社会で人間にとっての食の在り方を問い直し日々の暮らしの健康とおいしさを求めて努力を積みかさねておられます。1975年に発足しフレッシュ佐武さんは北陸唯一の協力店です。
味噌などの発酵食品を中心に昔ながらの食材が並んでいます。
これもフレッシュ佐武さんのこだわりですね。http://yoisyoku.org/
飲み物も大変に厳選されたおいしそうなお酒が並んでいます。

レジはカートがそのまま入るシステマチックな構造となっており無駄なくお客様を誘導できるのでストレスも少なく買ったものはきっちり買い物袋に収めてくれてホスピタリティ―も大変に高いスーパーです。
今回改めて紹介するという立場でいつもよくいく「フレッシュ佐武」さんを回らせていただくと普段の当たり前がとてもすごいことだったということに改めて気が付きました。食の大切さを食材を提供する側が訴える。これはもしかしたら価格競争の激しい時代には不利に働く可能性もある勇気のいることかもしれません。しかしこうしてお客様が「フレッシュ佐武」さんの食材を求めてたくさん連日足を運ばれることから本質を極めそれをしっかりと訴えていくことは必ず多くの人の心をつかむということに気づかされました。こんなスーパーを近くに持てたことに心から感謝させられました。