2023を振り返る
2023.12.29 up

2023年もあと残すところわずかとなりました。

コロナ禍、人々の行き来が自由となり途絶えていた人の流れが戻ってきた1年、民家ホテル「金ノ三寸」でもたくさんの素晴らしい出会いをさせていただきました。おひとりおひとりご挨拶をすべきところ勝手な理由で割愛させていただきますことお許しください。この場を借りて当ホテル、民家ホテル「金ノ三寸」にお越しいただきましたことに心より感謝申し上げます。

民家ホテル「金ノ三寸」がオープンして3年が過ぎ運営スタッフもお客様をお迎えするにあたっての仕事や接客に対し自分の個性を出せるようになってきました。少し慣れたころはよい意味でも悪い意味でも要領よさが出てしまうころでもあります。お客様の想像を超えたサービス、接客を目指すことを常に心に抱いて初心を忘れないでお客様のお世話をすることを年の瀬を迎えたこの時期に1年の反省として再確認したところです。

1年を振り返ると今年は以下の点において当ホテルの特徴が表れたと感じました。

  • 海外旅行者がかなりの割合で増えた

コロナ禍の国外移動の規制がなくなり人の行き来が自由になったことがもちろん一番の理由ですが日本人気の表れか何度も日本を旅行される来館者が目立ちました。来日が2回3回と回を重ねるごとにもっと違った日本を求められる人、ゆっくり自分たちで日本を感じたい人達が当ホテルを利用された気がしました。旅行のスタイルや目的の多様化がどんどん進んでいることの表れでしょうか。

  • 遠方からの国内旅行者が増えてきた

コロナ禍ではホテルの来館者の大半は関東圏でした。新幹線1本で来れる手軽さからだと思いますが少し旅行される方にも旅行することに対して遠慮があったのでしょうか言葉は適切ではないかもしれませんが手短に旅するという選択が多かったのではないかと勝手に推測しています。コロナ禍の縛りが溶けていきたいところに行けるようになったときに旅の行先の選択肢が広まったのではないでしょうか。これも今年の傾向と言えます。

  • 長期滞在者が増えてきた

まさに民家ホテル「金ノ三寸」がずっと目指していることになります。長く滞在してもらう、滞在したくなる場所になってきたのを少し実感しています。まだまだ途上ではありますが滞在型のお客様も確実に増えてきています。特に海外のお客様は長期にご滞在される傾向が強いです。今年は最大10連泊のお客様がおられました。コロナ禍ではほぼなかったことです。

ありがたいことだと感謝しています。連泊できるホテルだということをもっと強調していきたいです。

まだまだ振り返るべき点はありますが特に感じた点は以上の3点です。反省点ももちろんあります。失敗もしました。結果的に失礼なことになってこともありました。これらに関してはしっかりと受け入れ次につなげないといけないと思っています。

3年を過ぎこれからがいろいろな意味で民家ホテル「金ノ三寸」の在り方が問われてくると思っています。繰り返しになりますが初心を忘れることなくお客様に立ちかえりお客様の目線でお客様と接することを意識していこうと思います。

2023年大変にお世話になりました。新しい年も是非、民家ホテル「金ノ三寸」にご愛顧賜りますようよろしくお願いいたします。

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